HITTADE

日影

コンペ・プロポーザルの資料づくりや、建て主への説明に使う日影の検討ツールです。図面の PDF から建物のボリュームを自動でつくり、建築基準法 別表第四の規制時間で日影図を描いて、DXF と画像で書き出せます。ブラウザで動くので、Mac でも Windows でも使えます。

月額 2,480円/年額 24,800円(税込)|はじめの2週間は無料|計算と表示は無料の会員登録で使えます|版 v0.11(2026-10-09)

「日影」の平面画面。敷地と建物、等時間日影線、敷地境界線から5m・10mのライン、判定結果を表示している

図面の PDF を入れるだけで、ボリュームまで自動で

CAD から書き出した配置図・立面図の PDF を入れると、敷地境界線・建物の外形・縮尺・方位記号・高さの表記を読み取り、建物のボリュームを自動でつくります。敷地や建物を描き直す必要はありません。

  1. サンプルの配置図のPDF。敷地境界線、建物の外形、方位記号、寸法が描かれている
    01図面の PDF を入れる

    配置図と立面図を、まとめて選べます。

  2. 配置図のPDFから敷地境界線と建物の外形を読み取った確認画面。右側に縮尺・敷地・建物の外形・方位の読み取り結果と、入力が必要な項目が並んでいる
    02読み取りを確かめる

    縮尺・敷地・建物の外形・方位を一覧で表示します。図面から読み取れない項目だけを入力します。

  3. 読み取った敷地と建物の外形から自動でつくった建物のボリュームを3Dで表示した画面
    03ボリュームができる

    読み取った外形と高さから建物のボリュームをつくり、そのまま日影図と3Dに進めます。

※読み取れるのは、線のデータを持つ PDF(CAD から書き出したもの)です。配置図は「敷地境界」、建物は「平面図」を名前に含む画層で判別します。スキャンした図面や画層のない PDF は、下の「2. 画像やスケッチから始めて」の方法で入力できます。

できること

1. 規制時間で日影図を描き、判定する

用途地域の区分(別表第四の一〜四の項)、号、測定面の高さを選ぶと、規制時間の等時間日影線と、敷地境界線から5m・10mのラインを描きます。5〜10mの範囲と10mを超える範囲のそれぞれで、最大の日影時間を表示します。

平面図の「影の動き」を押すと、冬至日の8時から16時まで建物の影が動き、最後に等時間日影線が重なります。どの時刻の影が規制時間の線をつくっているかを、目で追って確かめられます。

道路・水面・線路敷に接する敷地のみなし境界線(施行令第135条の12)や、用途地域の境目で規制が切り替わる場合(施行令第135条の13)にも対応しています。区域ごとに規制時間と測定面を切り替えて判定します。

2. 画像やスケッチから始めて、3Dで確かめる

配置図の画像や、手描きで高さを書き込んだスケッチを下絵に敷き、なぞって建物を入れることもできます。3D画面では、時刻を動かしながら影の落ち方を確かめられます。

時刻を動かして建物の影を確かめる3D画面
3D画面。下のつまみで時刻を動かします。

3. 資料にそのまま使える形で書き出す(有料プラン)

4. 逆日影(有料プラン)

規制時間に収まる建物の高さの目安を、敷地の上に表示します。日影規制だけをもとにした目安で、斜線制限・絶対高さ・天空率は見ていません。

はじめ方

  1. サンプルで試す

    登録しなくても、サンプルの図面で読み取りから日影図・3Dまで試せます。

  2. 無料の会員登録

    メールに届くリンクか Google のアカウントでログインします。自分の図面の読み取り、計画の保存、日影図・判定・3Dの表示が使えます。

  3. 必要なときに有料プランへ

    書き出しと逆日影を使うときに、月額か年額のプランを申し込みます。決済はクレジットカードで行います。お申し込みは、ツールの画面右上のアカウントのメニュー「有料プランのご案内」から行えます。

料金

無料(会員登録)月額年額
料金(税込)0円2,480円24,800円
月額の10か月分・月あたり約2,067円
読み取り・手で描く・下絵使える使える使える
日影図・判定・3D・等時間日影図使える使える使える
計画の保存3件まで100件まで100件まで
書き出し(DXF・A4画像・透視図)—使える使える
逆日影—使える使える

無料で使う有料プランを申し込む

有料プランは自動で更新されます。アカウントのメニュー「解約する」からいつでも解約でき、その期間の終わりまで使えます。次の更新日以降は請求されません。決済はクレジットカードで行います。

仕様

対応する規制建築基準法 第56条の2、別表第四(一〜四の項、各号、道の区域)。規制の異なる区域にまたがる場合・ほかの区域に日影を生じさせる場合(施行令第135条の13)、対象区域外の建築物(法第56条の2第4項)
時間帯冬至日の真太陽時 8時〜16時(道の区域は 9時〜15時)
測定面平均地盤面から 1.5m/4m/6.5m(区分に応じて選択)
緩和道路・水面・線路敷等に接する場合、隣地との高低差がある場合(施行令第135条の12第3項)
計算の細かさ格子 0.25m、1分刻み(標準)
入力配置図・立面図の PDF の読み取り/平面に描く/座標入力/下絵(画像)をなぞる
書き出しDXF(R12形式)、PNG画像(日影図・透視図)
動作環境ブラウザ(Google Chrome で動作確認)。インストール不要
用途確認申請などの申請に使う場合は、利用者ご自身の責任でお使いください。申請への使用によって生じた結果について、当方では一切の責任を負いかねます

数値の出典

規制時間・測定面・時間帯は、e-Gov 法令検索の条文原文から入力しています。法令の改正があった場合は更新し、更新履歴に記録します。

解説:日影規制の規制時間と測定面の高さ(別表第四の読み方)

監修

チューマアーキテクトアンドアソシエイツ一級建築士事務所

設計実務の立場から、各ツールの計算の根拠と手順を確かめています。

HITTADE のツールは、この設計事務所が日々の実務で繰り返している計算や確認の手順を、誰でも使える形に整えたものです。

繰り返しの作業にかかる時間を縮めて、そのぶんデザインに向き合う時間を増やしてほしい。そんな思いでつくっています。

よくある質問

Mac で使えますか?

ブラウザで動くので、Mac でも使えます。インストールは不要です。

どの用途地域に対応していますか?

建築基準法 別表第四に掲げる区分(一の項〜四の項)に対応しています。号と測定面の高さは、地方公共団体の条例で指定されたものを選んでください(法第56条の2第1項)。

書き出した DXF はどのCADで開けますか?

DXF の R12 形式で書き出します。AutoCAD・Vectorworks・Rhinoceros で開ける形式です。

DWG で書き出せますか?

DXF で書き出します。AutoCAD では DXF を開いて DWG で保存できます。

どんな PDF を読み取れますか?

CAD から書き出した、線のデータを持つ PDF です。配置図は「敷地境界」を、建物は「平面図」を名前に含む画層があると、敷地と建物の外形を自動で読み取ります。高さは「GL+9.800m」のような表記や立面図の寸法から候補を出します。スキャンした図面は読み取れないため、画像を下絵にしてなぞってください。

手描きのスケッチから作れますか?

スケッチを画像で読み込んで下絵にし、なぞって建物を入れられます。2点の長さを入力して縮尺を合わせます。

月額と年額を切り替えられますか?

いまのプランを解約し、期間が終わってから、もう一方のプランを申し込んでください。

解約はどうすればいいですか?

アカウントのメニュー「解約する」からいつでも解約できます。その期間の終わりまで使え、次の更新日以降は請求されません。期間の途中で解約した場合の日割りの返金はありません。